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近畿圏マンション価格、91年以来の高水準
(2021-12-16)
不動産経済研究所は16日、2021年11月の近畿圏分譲マンション市場動向を発表した。

同月の発売戸数は2,099戸(前年同月比30.4%増)と、2ヵ月連続の増加。契約率は65.6%(同3.7ポイント低下)と依然低調だった。

1戸当たりの平均価格は6,041万円(同35.8%上昇)、1平方メートル単価は90万9,000円(同30.6%上昇)と3割超の大幅上昇で、1991年8月以来の高水準となった。

月末時点の販売在庫数は4,064戸で、前月末から263戸増加した。即日完売物件は、「ジオ茨木中穂積」2期4次(大阪府茨木市、2戸、6,560万円・88万9,000円、平均1倍・最高1倍)など2物件3戸。

12月の発売戸数は2,000戸程度を見込む。