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不動産ニュース&トピックス

首都圏既存M、成約件数・価格とも前年同期比プラス
(2020-11-14)
(公財)東日本不動産流通機構は10日、2020年10月の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は、19年10月の消費税率引き上げの影響もあり、3,636件(前年同月比31.2%増)と大幅増に。10月としては90年5月の機構発足以降、過去最高となった。都県別では、東京都1,897件(同33.5%増)、埼玉県398件(同17.4%増)、千葉県435件(同19.5%増)、神奈川県906件(同40.0%増)。

1平方メートル当たりの成約単価は56万400円(同4.8%上昇)、平均成約価格も3,649万円(同5.4%上昇)と、いずれも上昇。成約単価は6ヵ月連続、成約価格は5ヵ月連続の上昇。新規登録件数は1万5,106件(同11.3%減)で、14ヵ月連続で前年同月を下回り、在庫件数は3万9,829件(同16.7%減)となり、11ヵ月連続で前年同期を下回った。

中古(既存)戸建ての成約件数も、1,316件(同41.8%増)と大幅に増加。平均成約価格は3,113万円(同1.2%減)となり、3ヵ月ぶりに減少した。